説教要旨
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2021年11月28日 待降節第1主日 説教要旨 

「目を覚ましていなさい」 マルコによる福音書13章24~37節

「それらの日には、このような苦難の後、太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は空から落ち、天体はゆり動かされる。」終わりの時が来ることが告げられています。終わりの時とは、いつのことをさすのでしょうか。わたしたちにとって日常生活で身近に感じる世の終わりというのは、自分自身が死ぬことです。自分が死ぬ時、世界もまた終わりを告げます。世の終わりという時に、わたしたちが経験的にわかるのは、自分の死であるとか、愛する人の死、そういう時です。しかし、実際には、愛する人、家族、知人、友人を失ったからと言って世界は終わりを告げる訳ではありません。同じように太陽は東から上りますし、夜になると月が浮かんできて、星が輝きます。しかし、愛する人を失った人にとっては、あたたかな太陽の日差しも、美しい月の光も、星の輝きも何の意味ももちません。すべてのものは色あせて輝きを失い、喜びも希望もなくなります。

その時にこそイエス・キリストが来られる。その時にこそイエス・キリストが歩むべき道を備えて下さると聖書は告げています。「天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない。」たとえ、愛する人を失っても、自分自身がいつか死を迎えることになっても、太陽が暗くなっても、月が光を放たなくても、聖書の言葉、神様の愛は変わることはありません。そのように信じて、わたしたちは教会に来ている。ここに変わることのない神様の愛があることを信じて教会に来ている。このアドヴェント・クランツのキャンドルの光を見て、今年もまた、わたしたちの所に、救い主であるイエス・キリストが来られ、クリスマスの喜びが訪れることを信じています。

今まで多くの教会に連なる方々が、この教会で喜びも悲しみも経験し、最後は、この世の生涯を終えて神様のもとへと旅立っていかれました。そして、わたしたちも、いつかこの世の務めを果たし終えて、神様のもとへと帰っていきます。わたしたちは、どこからきて、どこへ行くのか。神様のもとから生まれ、神様のもとへ帰っていきます。クリスマスのキャンドルの光を見る時、わたしたちは、命の源は、イエス・キリストであり、この方のもとで神様の愛に守られていることを思い起こさせられます。「目を覚ましていなさい。」わたしたちは、この言葉を耳にした時、とこしえに変わることのない、イエス・キリストの光、神様の愛に心を向けて、アドヴェントの時を過ごし、まことのクリスマスの喜びと祝福にあずからせていただくことを祈りたいと思います。

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